天然石を楽しもう!ブレスレット編

ブレスレット

目次

天然石を楽しもう!ブレスレット編

パワーストーンブレス

天然石ブレスレットとは

天然石・パワーストーンアイテムで最もポピュラーなブレスレット
最近ではパワーストーンブレスレットつけてる方、増えてきましたね。ハンドメイド販売サイトでも天然石ブレスレットは人気です。

天然石・パワーストーンブレスレットは、お守りとして身に着けても良し気に入った石をいつも近くに置きたいから身に着けるのも良し、身近に天然石を楽しめるのでとってもおすすめです。

天然石ブレスレットを手に入れるには

天然石ブレスレットは天然石専門店以外にも取り扱い店舗が増え、最近はネット販売も増え、だいぶ手に入りやすくなりました。本当は実際に石を見に行って選ぶと、色や模様にピンときて相性の良い石が見つかりやすいですが、希少石などあまり出回らないものはネット販売の利用も便利です。

天然石・パワーストーンショップで購入する

ブレスレットの完成品が売っています。オーダーの場合は加工代が別途かかる場合があります。
一連全て同じ種類の石のブレスレットから、金運や恋愛運などの運気ごとのブレスレット、四神ブレスレット、デザイナーズブレスレットなどなど、その種類は多様化しています。

  • 完成品の場合はサイズがキッズ、レディース、メンズ、その他フリーサイズ。腕周り●cmで分けられている場合もある。
  • オーダー、サイズ直しは別途料金が必要な場合もある。
  • 作る手間がなく、すぐにブレスレットを着けられる。

自分で作る

好きな石を組み合わせたり、サイズを自分で調整できます。粒売りビーズを利用したり、大量にブレスレットを作りたい場合は連売りビーズを利用すると便利です。

オペロンゴム

オペロンゴム

  • オペロンゴムもしくはシリコンゴムが要る。石をゴムに通すためのワイヤーの切れ端を二つ折にして使う。
  • 作る分の天然石ビーズを用意
  • 石やサイズに調整がききやすく、自分好みにブレスレットを仕上げることができる。

 

その他にも、全国各地で開催されるミネラルショーなどの石の展示会でも天然石ブレスレットを販売しているお店がたくさんあります。また、書店でもパワーストーンブレスレット付きの本が販売されていたり、科学館のお土産売り場、手芸屋さん、ヘアアクセサリー屋さんなどでも見かけることがあります。

大きさや形はどう選ぶか

アメジストブレスレット

タンブルビーズやボタンカットビーズのブレスレット

天然石ブレスレットのイメージ、数珠みたいな丸い石が連なってるのが印象深いかと思います。現在販売されている天然石ブレスレットの大半は、その丸ビーズを使ったブレスレットです。
丸ビーズも良いですが、ミラーボールのようなカットが入っていたり、形がそれぞれ異なるタンブルタイプ、ボタン形、ハート形など実は様々です。

ビーズのサイズは大きく分けて、
4mm6mm8mm10mm12mm14mm、それ以降の大玉サイズ

よく見るのが8mm-10mmサイズ。
4mmや6mmの小粒のサイズはレディースや重ね付けに向きます。
12mm以降になってくると石が大粒です。慣れていないと重く感じるかもしれませんが、天眼石やアゲート類などの模様石、時々スター効果が隠れているローズクォーツやガーネットなど、じっくり石を観察したい石好きさんには大粒のブレスレットもおすすめです。

石を組み合わせる楽しみ

天然石ブレスレットは、天然石の組み合わせを選ぶことができます!
パワーストーンショップでオーダーする場合は店員さんに希望する石を伝えます。自分で作る場合は、蓮売りビーズや粒売りビーズを利用してブレスレットを製作します。

さて、パワーストーンブレスレットを作るのに石をどのようにして選ぶかいくつかご参考になればと思います。

  • パワーストーンの意味で選ぶ
  • 模様で選ぶ
  • 色で選ぶ
  • モース硬度で選ぶ
  • 誕生石で選ぶ

パワーストーンの意味で選ぶ

水晶

天然石ブレスレットはパワーストーンの意味を組み合わせて作る場合が多いのではないでしょうか。例えば勝負運に強くしたい場合は、サンストーンやカーネリアン、ヘマタイト、ガーネットなど赤色の石や鉄分を含む石を組み合わせて作ります。
よく、お守りのパワーストーンは複数組み合わせるとケンカをしてしまうのではないか、とご心配に思われる場合がありますが、天然石は自然物です。基本ケンカはしませんが、意味や色合いが相剋や相反してしまう場合は気をつけます。冷静の意味と情熱の意味のような反対の意味を持つパワーストーン同士は、色も赤色と青色のような真逆であることが多く、意味が相反してしまいますし、水や火を表している石だと相剋関係になります。正し、石の組み合わせは直感が大事なので、この組み合わせにピンとくる場合はその人に必要な組み合わせですので、考えに捉われずにそのブレスレットを身につけてみてください。

模様で選ぶ

アゲートやジャスパー、チャロアイト、ユナカイトなど、一つずつ個性的な模様を持つ石があります。模様の他にもムーンストーンやラブラドライトのようなシラー効果(光が鉱物の間の層に反射をして、石の表面に浮くように現れる変色効果)の出方も石一つ一つ異なります。また、タイガーアイやラピスラズリなどのハッキリした模様を持つ石もあります。模様が特徴的な石の場合は、大きめの粒を選ぶと模様を楽しみやすいです。

色で選ぶ

上記の「パワーストーンの意味で選ぶ」と内容が重なりますが、色にもカラーセラピーの意味があります。なぜか惹かれる色の石があったら、自分にとって必要な石と色なので、その色で統一してブレスレットを作ってみるのも良いです。色のハッキリした石は効果が強め、パステルカラーの石は優しめの効果と言われていますが、それには視覚的な意味も含まれています。石一つ一つにも個性があるので、一概にこの色だからこれ!、色が薄いから効果がが薄い、というようなことはありません。気に入った石を選ぶのが一番です。

モース硬度で選ぶ

硬度でブレスレットの石を選ぶのは、長くブレスレットと付き合うためには結構大事な要素です。硬い石と軟らかい石を隣同士にすると、軟らかい石は削れてしまいます。モース硬度は最も硬いダイヤモンドの10から、最も軟らかいタルク(滑石)の1まであり、水晶が7です。
常用ブレスレットではモース硬度5以上が扱いやすいです。それ以下の石は徐々に削れていきやすいため、重ねづけや腕時計と併用は向きません
ただし、モース硬度は硬さの尺度であるため、「割れ」に対する強さの尺度ではありません。フローライトやクンツァイトが持つ一定方向から割れる「劈開性(へきかいせい)」を持つ石だといくらモース硬度が高くても割れやすい場合があるため、ブレスレットで使用する際は石の特徴を一度確認することをお勧めします。

モース硬度とは
主に鉱物に対する硬さの尺度。1から10までの整数で表されている。
1 – 最も軟らかい鉱物。爪で擦って簡単に傷が付く。(例:タルク)
2 – 爪で擦ってやや傷が入る。(例:琥珀、セレナイト(石膏))
3 – 硬貨など硬いもので擦ると傷が入る。(例:カルサイト、エンジェライト)
4 – 鋭利な刃物で簡単に傷が入る。(例:フローライト、アラゴナイト)
5 – 鋭利な刃物でやや傷が入る。(例:オブシディアン、アパタイト)
6 – 刃物では鉱物に傷が付かず、刃物は刃こぼれを起こす。(例:ロードナイト、ペリドット)
7 – 鋼鉄やガラスと擦り合わせて、鋼鉄やガラス側に傷が入る。(例:水晶、アゲート、ヒスイ)
8 – モース硬度7相当の鉱物(石英類など)に傷が入る。(例:トパーズ、スピネル)
9 – モース硬度8相当の鉱物(トパーズ類など)に傷が入る。(例:コランダム(ルビー・サファイア))
10 – コランダムに傷を入れることができる。(例:ダイヤモンド)

誕生石で選ぶ

誕生石は月や考案された国によって複数設定されています。自分の月の誕生石を複数選んでも面白いし、自分の好きな季節の石を選んでも良いです。誕生石は親近感が湧きやすいので、初めてのブレスレットにおすすめです。また、自分の干支(年柱・月柱・日柱・時柱)やその逆干支自分の生誕した季節の四神(青龍(春)・朱雀(夏)・白虎(秋)・玄武(冬))の彫刻が施された石も相性が良いとされています。

ブレスレットは右手?左手?

パワーストーンブレスレット

一般的に、石のパワーを受け取るのが左手石のパワーを放出するのが右手と言われています。
入ってくるものの門番的な意味がある魔除けの石は左手。チャンスを掴む意味がある石は右手。など使い分けます。

左手に向くパワーストーンのキーワードは

  • 魔除け
  • 浄化
  • 健康運
  • サインのキャッチ
  • 休息

受け取ったり、お守りにするキーワードが多めです。

右手に向くパワーストーンのキーワードは

  • チャンスを掴む
  • デトックス
  • 金運
  • 情熱
  • 勝負運

掴んだり、出したりするキーワードが多めです。

ただし、「この意味だからこっちの腕しか着けちゃいけない」というルールはありません
利き手との相談と、自分でしっくりとくる方の腕にブレスレットをつけます。また、腕時計と一緒につける場合は、なるべく割れにくい石やモース硬度の高い石で作られたブレスレットをお勧めします。

天然石ブレスレットが切れたら不吉?

よく、天然石ブレスレットをしていてゴムが切れたら何か悪いことがある・・・!
なんて、時々耳にしますよね。それほど怖がらなくて大丈夫です。

実はブレスレットの物理的な寿命であることがほとんどであり、結び直してあげればまた再びお気に入りのブレスレットと一緒にいることができます。

ブレスレットが切れる物理的な意味合いは、

  • ゴムが寿命を迎えた
  • 石のビーズ穴にエッジが多かった
  • 引っ張りすぎる等の無理な力が加わった

などが多く挙げられます。

ゴムの寿命の目安としては、繊維状のオペロンゴムの場合、少しずつ切れた繊維がビーズ石の隙間からほつれて出てきます。透明なシリコンゴムの場合は黄変して固くなっていき、ビーズとビーズの間に折り目が生まれてゴムが切れやすくなります。
また、ガーネットやオブシディアンなどの石の断面や割れた時のエッジが鋭くなりやすい石は、ビーズ穴の入り口が鋭くなっている場合があり、ゴムを切ってしまいます。その場合は細い棒状のヤスリがあれば、少しビーズ穴入り口を滑らかにするために削ります。

中にはブレスレットが切れた理由に物理的要因があまり当てはまらず、筆者の私も経験がありますが、突然ブレスレットが弾けて石が飛んでいくほどのことがあります。飛んで行った石が割れてしまったり、そのまま紛失してしまったり、もともとブレスレットが切れる前に割れた石があったりします。他にも、そうなる前に石の色が変わってしまったりすることがあります。その場合は、ブレスレットが「身代わりになった」と受け止め、「悪いことが起きる」とネガティブに考えない方が良いです。割れてしまった石には感謝をし、塩で清めた後、観葉植物の土に埋めたり、自然の中の土に埋めたりと、石を地球に戻します。

ブレスレットのメンテナンス

上記のようにゴムが切れてしまったらまた結び直したりできますし、少しでもお手入れして、お気に入りの天然石ブレスレットとは長く一緒に居たいですね。

ブレスレットは身に着けるものなので、汗が付いたりします。その場合は軽く水洗いをする、もしくは、カルサイト類やパール類など炭酸カルシウムが主成分の石は水や汗でツヤが損なわれやすいため、やわらかい布で優しく拭き取ります。

天然石ブレスレットをパワーストーンとして扱い、願いをかけたり、お守りにしている場合は、「浄化」もすると良いです。水洗いの他、塩洗い、日光浴や月光浴、水晶さざれやクラスターの上に置いたり、観葉植物のそばに置くのもOKです。シンギングボウルやクリスタルチューナーの音を聴かせるのもおすすめです。石によっては、水、塩、紫外線が苦手な石もありますので一度浄化方法を確認してから浄化を行います。

撮影機材

PENTAX K-70
smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

ごあいさつ

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。